弱点克服ウサギ

浜村凡平太を応援しています

11/26 第十三笹蒲ライブ

感想というよりは個人的な感情混じりの超乱文となっております。

言っちゃいけないようなことには触れてないつもりです。

もし見てくださるような奇特な方がいらっしゃれば、1人の人間がライブを見て感情がぱんぱんになってしまった様をお楽しみ頂ければ幸いです。

ただめちゃくちゃ長いです、誰が読むのこれ?

 

OPMC:浜村凡平、小林ぼっち

 

R-1グランプリに出られなくなりました!」

「ええ!?なんでですか!?」

「10年以内という芸歴制限がついたのです」

「うそだろ…」

だなんて、クソ小芝居も挟みつつ始まった笹蒲ライブ。

 

「今日は13回目にしてちゃんとつまんないよ〜!!」などとお決まりの「つまんない」を早々にぶちかましたり。

 

ここ2週間ほどR-1のほぼ確の噂のことで元気を無くしていた凡平さん。まだ正式に発表されていることではないからずっと何故元気が無いのかも言うことが出来ずで。

R-1のルール改定の正式発表が25日、笹蒲ライブは26日で、日にちが違えば元気が無くなってしまった原因を明かすことが出来ず地獄みたいなライブになっていたやもしれなくて、笹蒲ライブ前に発表されたのは唯一の救いと言えるでしょう。

 

R-1に出られるかもしれない抜け道を見つけて変に元気が出てしまった凡平さんのお相手は、本来であればTCクラクション古家さん(元・曇天三男坊)かTCクラクション坂本No.1さんなんだけど、今回はその2人が居ないということで小林ぼっちさんが宛てがわれたんだけれども、これはこれでなかなかよかった。

今回に限っては小林ぼっちさんじゃなきゃダメだったんじゃないかってくらいのナイスアシスト。

ぼっちさんもネガティブ側の人間で、流されまいとしがみつきながらも、しっかりと食らいついていらっしゃいました。お疲れ様でした。

 

笹蒲ライブのオープニングは30分くらいネガティブなことをいうのが当たり前。自死に追い込まれていた時期に自死について話すというお笑いライブでは有り得ないような題材でさえも、熱量がすごすぎて爆笑に変わった伝説回もあるくらい。

でも自分が見始めた時はそんなにネガティブもなくて、ネタもど〜〜〜〜〜こでやるのこれ?みたいな7分以上もやるようなネタはやってなくて、R-1に向けた短いネタを作って、オープニングでネタ時間を発表して拍手喝采が起こったりするような感じ。

だからそういう、どこでやんのよそれ、みたいなネタも見たいな、と思ったり。

 

はてさて2週間ほど溜め込んでいたものをここぞとばかりに吐き出すオープニングのためならば、事前の準備だって怠りません。

 

 

こんなツイートをしていたのでさぞ仰々しいボードなのでしょう、さあご覧下さい。

 

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ちっっっっっっさ!!!!!!!

 

とにもかくにも浜口浜村時代のことは自分は本当になんにも知らないから、ほんのちょっとでも知ることが出来たのはよかったです。

 

凡平さんがちらっと言ってた、賞レースの予選を見に来たお客さんが笑わずに祈ってるっていうやつ、これ小宮さんも言ってたんだけど、めちゃくちゃ好きな話です。

 

あと浜浜のM-1ラストイヤーの話はめちゃくちゃ面白いですよね、何回聞いても笑えます。

何度も何度も話していることなのできっとまたどこかで聞けると思います。あなたも聞こう、すべらない話。

 

45分間かけてデトックスするオープニングは、なによりもドキュメンタリーでした。

心をぎゅうと掴まれて、ついつい目頭が熱くなりました。なんなら泣きました。当たり前です、みなさんはモンテカルロシャベルスコップ35回を聴きましたか?

あれを聴いてファンが正常で居られるわけがないのです。ここしばらく普通じゃ居られなかったのはこちらも同じです。一緒にしていいもんでもないんだけど。

姿を見ることが出来ただけでも涙涙涙、そんなこちらの気持ちなんぞつゆ知らず「思ったより元気じゃないですか?」だなんてひょろっと言い放たれて、「な〜〜〜〜〜〜〜に言ってんだこの〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」とぶちギレつつも本当の気持ちは「思ったより元気そうで本当によかった」と心からほっとしてしまいました。

そしてただただ浜口浜村を全国のお笑い好きに見てもらいたいというひたすらに純な願いに心を打たれて涙。そしてちゃんと面白もある。

こんなぐるんぐるんに気持ちが動かされるオープニングがありますか?あります、それが笹蒲ライブです。

 

オープニングでいちばん笑ったぼっちさんのツッコミは「シラフでそれはヤバい」でした。おめでとうございます。

 

■浜村凡平 コント

「拷問コント アジトの場所」

オープニングの気持ちもまだ引きずりつつだったんですけど、その気持ちをめちゃくちゃバカにされてる感じで腹立ちながら笑っちゃいました。

特になんの感情も無くてもムカついちゃうかもしれない、そんな感じのネタ。

 

■しょうへい コント

「元彼の影響」

めちゃくちゃ面白かった!今まで見て来たしょうへいのネタの中で一二を争うくらいに好き。

オチが良い。

 

■サスペンダーズ コント

「行きつけの喫茶店

サスペンダーズのネタは今まで「復讐のバーベキュー」一択だったんですけど、これがもう最近大好きで大好きで。

依藤さんの表情がめちゃくちゃ良いところがあるから見てもらいたい!

笹蒲ライブでやったネタということで、より思い入れのあるネタになりました。

 

■浜村凡平 コント

「モンスターに襲われた村コント 救世主」

これはライブならではのネタ。

誰かさんの自己顕示欲を満たしたくはないから詳しくは書けないけど、見てる側もかなりスッキリ出来るネタでした。こうやってネタにしたい人いっぱい居そうだし、もうこっそりそういうライブやっちゃおうぜって思っちゃいました。

 

■小林ぼっち コント

「お母さんへの手紙」

ぼっちさんがやる女性ってなんでこんなに良いんでしょうね!!めちゃくちゃ面白いネタでした。

R-1がこういうことになって逆に気合いが入ったみたいなので、R-1頑張って欲しいです!

 

■シティホテル3号室 コント

「ボクシングの試験」

シティホテル3号室のコントおもしれえ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!

あんまり見る機会は多くないけど、見るもの見るものどれも良いから本当にすごい。

 

■浜村凡平 コント

「さようなら笹蒲ライブコント 笹蒲鉾」

1番面白かった。バカ面白かった。

人がめちゃくちゃ食べてる姿ってマジで面白くないですか?

満島ひかりさんが歌う「ファイト」が流れてる中、涙を流しながら、何も言わずにただひたすらに笹蒲を口いっぱいに頬張る姿、面白すぎてヤバかったです。

曲を聴いて感動したりすることはほぼないからこの段階では自分はまだやられてなくて、ひたすらに面白かった。

ただ最後に放った心の叫びのようなもの、あれでくらってしまいました。ちくしょう。負けたぜ。

思わず顔を覆ってしまって、ぼろぼろと泣きながら「好きだ好きだ好きだ!!!!!浜村凡平のお笑いが大好きだ!!!」とひたすらに声にならない叫びをあげてしまいました。

 

好きすぎて、幸せすぎて、アツすぎて泣いてしまうだなんて最高じゃないですか。

 

EDMC:浜村凡平

 

エンディングは企画も兼ねてそれぞれが凡平さんにおすすめしたいものをプレゼン。

 

・しょうへい「SNS

凡平さんはSNSの害(毒)を純度100%で受け取るから、辞めるか、その毒を全部飲み込んだ化け物になるかを勧めてました。

 

・サスペンダーズ「ポエトリー・リーディング」

依藤さんが3本目のネタを見て「泣きそうになっちゃいました」と言ったのに対して古川さんは「泣きそうになるってのは、僕はすみません、あんま思ってなかったんですけど」とハッキリ言ったのほんと、おい古川!って感じでした。

こういう2人が大好き。も〜っと!大好きになりました!!

 

依藤さんが「じゃあお笑いって何なのよって思った解散が浜浜さんと巨匠さん」と言ったの、自分はそういう感情を持つような立場ではもちろん無いんだけど、立場を忘れてこみ上げて来ちゃいました。やられた。依藤さんのこういう思ったことを素直にぶつけてくれるところが本当に大好き。

このエンディングもずっと見ていたかった。

君ら最高すぎるよ。

 

サスペンダーズが笹蒲ライブに呼ばれた時点でもう最高だったんだけど、このエンディングで軽々と最高をぶち破っていきました。

 

依藤さんはライブ中に他の人のネタを見る人で、そこがすごく好きで、凡平さんの3本目のネタでいっぱい笑ってるのが聞こえたのがすごく心地よかった。

 

https://youtu.be/tPaJh6Mda78

 

 

サスペンダーズの生配信でも彼らの視点から触れてますのでぜひ。

1時間16分あたりから話しています。軽い後日談のようなものも聞けて嬉しかったです。

 

・小林ぼっち「おびひろ動物園Twitterアカウント」

人間は見なくていい、このTwitterアカウントだけを見ろとの小林ぼっち大先生からの有難いお言葉。

 

・シティホテル3号室「俳優、理学療法士、R-1デモ隊隊長」

お客さんと仲の良い芸人さんの間の立ち位置に居る側の意見。

俳優はめちゃくちゃアリだと思います。自分が1番見たいのはこれ。もちろん完全に俳優になって欲しいというわけではありませんよ。

後ここで気がついたんですよね、凡平さんにここまで惹かれる理由に。

凡平さんのネタの発想とか、大喜利とか、そこに惹かれたのは当然のこととして。

自分は凡平さんの惜しげも無くネガティブな部分を晒すところに無いものねだりもありつつで惹かれたのだと思ってたんだけど、もっとありました。凡平さんのすごいところ。

人の心を動かすモノを持っている、それが1番魅力的だったみたいです。

これも自分には無いもの。凡平さんは荒削りな部分も見えつつも人の心を打つことが出来るお芝居が出来そうだと思いました。機会があれば見てみたいですね。

 

ここまで読んでくださった方はぜひ、浜口浜村のネタを、そして浜村凡平さんのネタを見てください。

ここまで読めたならもう絶対に見るべきなのです、ぜひともよろしくお願いします。

 

https://www.youtube.com/playlist?list=PLL5CZZS3rljE1al3CCDlA6sFfz_y3nRoW

 

https://www.youtube.com/playlist?list=PLL5CZZS3rljHkXLJOT-a-UZ3GrT1TCJxd

 

「2015年で終わって、違う人生に行かなきゃいけないけど、俺はまだ行けていない」と言っていたんだけど、2015年で終わらずに、違う人生に行かずに、浜村凡平として今まで面白を続けたこと、本当に感謝しています。

浜浜時代に見つけられなくてごめんねという気持ちもありつつ、でも自分は出会ったのが浜口浜村浜村孝政ではなくて、ピン芸人の浜村凡平で良かったと思ってます。そうじゃなきゃ出会えなかったと思う。上手く言葉に出来ないけど。わかんないけど。気に食わなかったらごめんなさいね。でも自分も嘘はつきたくないから正直に言います。

結果的に浜口浜村というめちゃくちゃ面白い漫才師を知れることが出来たし、いろいろな人の力添えもあってたくさんネタも見ることが出来てる。自分は欲張りだから言っちゃうけど、もっともっと見たい。

それくらいにすごい漫才をするんですよ、浜口浜村は。当時を見たことないくせに偉そうなこと言うなよって感じですけど、実際にその頃を見たことない人が動画でここまで心を掴まれてるって、すごいことですよね?

 

自分はこの道を選んだことは間違いじゃなかった、凡平さんを見つけるためにここに来たと言っても過言ではないほどに心を動かされた最終回でした。最終回に相応しい最終回です。

浜村凡平を好きになれたことを私は誇りに思います。堂々と、胸を張って言えます。

 

浜村凡平は、おもしろいです!大好き!

 

お笑いがだ〜〜〜〜〜〜〜いすきだ!!!!!!

 

 

好きだと思ったら迷わず見に行くべきです、永遠なんてないから。

ずっと続けて欲しい気持ちもあるけど、もしその時が来てしまったら、人の役に立って、絶対に幸せになってくださいね。

私はずっと浜村凡平を、浜口浜村を忘れません。これは永遠です。絶対はないけど、これだけは絶対です。